日本のラフティングの歴史、リバベンにあり

日本リバーベンチャー選手権大会、通称リバベン。

ラフティングとは4〜6人乗りのゴムボートで激流を下るというアドベンチャースポーツです。
ラフティングの認知度が低い日本で、その文化の創成期から存在しているリバベン。

ラフター同士の会話では、まず「リバベン」が話題にされないことはなく、日本のラフトの歴史は、リバベン抜きには語れないものになっています。
リバベンがきっかけでラフトを始めたり、新たなチームを組むことができたり、新たな出会いを見つけられた人も今までたくさんいます。
また、リバベン参加者の中から、日本代表選手やプロが輩出されたりするなど、リバベンが日本のラフト界に与える影響は多大です。

日本屈指の激流、利根川上流が舞台

谷川岳の雪解け水流れる、激流・春の利根川 この季節は、1年間で最も豪快なホワイトウォーターが、ラフター達を迎えてくれる時期。
そんな中、リバベン選手たちは、果敢に激流に挑み、戦いを繰り広げます。
元、ラフティング世界大会予選の会場 リバベン大会会場は、2001年度に、アジア・オセアニア予選の開催地にも選定されたこともあるほどです。
川自体がもつ魅力も難易度も、リバベンは、日本一なのです。

参加者数も日本最大級

第1回大会ではたった5チームの参加しかなかった本大会も、現在では日本最大の集客数を誇るまでになっています。
大会当日は、学生、各大学OB、社会人、日本代表選手と幅広い層で構成される選手のみならず、サポーターやカメラマン、観戦者など、約1000人の来場者数が予想されます。

史上最大のラフティング・エンターテイメント

リバベンは史上最大のラフティング・エンターテイメントであると言えます。
参加選手はもちろん、観戦者も楽しめるイベントです。
今大会では、観戦者がよりいっそうリバベンを堪能できるように様々な工夫を凝らします。
例えば、遊歩道にコースの説明や競技の内容を書いた看板を設置します。
たまたま通りかかった人もリバベンの大会を見て楽しめるようにしたいと考えています。

真剣勝負の場、リバベン

勝ちたい、上を目指したい、うまくなりたい…
そんな思いに突き動かされ、選手たちは激流に立ち向かっていきます。

大会が近くなると、金曜夜に川に向かい、休日返上で何本も何本も川を下り、また月曜までに帰っていくという生活を1ヶ月以上続けます。
参加チームの中には、平日も自分達が通う大学の近くの川や湖で練習し、大会1週間前ぶっ通しで練習などを行うほど熱心なところも出てきます。
それほどまでにする価値が、リバベンにあるという証拠でしょう。

そうして迎える大会本番、リバベンに情熱をそそぐ選手たちの漕ぎざまや、気迫には、圧倒されるものがあります。
また、参加大学は関東のみならず、北海道から中国地方まで、遠くからも選手が集まります。
リバベンはラフトの日本一を決める、真剣勝負の場であり、そこに一切の妥協はありません。

ラフト文化形成の場、リバベン

リバベンのように、大学探検部やアウトドア系団体が集まるイベント、大会はそう多くはありません。
自分と同じような志向の同世代の人間がいっぱいいることを知ることができ、新たな交流の場ができるのも、リバベンの魅力です。 
また、リバベンは同窓会のようにとらえられている節があり、各団体OBも多くみなかみを訪れます。
時には学生に助言や指導もしてくれ、よい伝統もはぐくまれます。
このような環境は、ラフト文化とでもいうべきものがするよい土壌となっています。
リバベンがあるからこそ、日本のラフト文化は成り立っているといえます。

リバベンの社会性

大会を運営するスタッフは全員学生です。
これは全国の他のラフティングの大会をみても特異なことと言えます。
しかし、リバベンは単なる学生による、自己満足の大会では決してありません。
リバベンを通して、ラフトというアウトドアスポーツの振興や、町おこしのイベントの一環として、地域への貢献をしたいと考えています。
その一つとして、地域の方々と共同でゴミ拾いを行うイベントを昨年、大会前日に行い、大きな反響を頂きました。
私たちは、リバベンというラフトの大会をただ運営するだけでなく、少しでも多くの人と関わって、社会に貢献する努力をしています。


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